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2011.02.15 Tuesday
なんか、うん、小説書きたかったんだよううう


今回は伊英

ちょっとひとフレーズすごく使いたいなあ、ってのが出てきて、それが合いそうなCP考えたらこの子たちでした
てかこのCP増えないかなあああ
仏英も考えたけどね!

注意です
すこーしエロ表現入ります
あとなんか短すぎてざっくりしすぎて残念すぎるんだぐすん

切ない感じ
補足すごく必要な気がする、どこまでこれでわかってもらえるんだろう、苦笑





こんな俺はどうしようもなく、馬鹿なんだろう





「よう、イタリ…」
「わぁあああああイギリスだああぁあああ!!!」
「ちょ、」
はぁあ、とため息を一つ零す
俺はただ挨拶をしただけだというのに、なぜ逃げられなければならないというのだ
そりゃあ俺だって傷つく
敵という関係から解放されかなりの時間がたった
酒を飲み過ぎてつい零してしまった俺の言葉に謝ってくれたのはあいつではなかったか
それから交流も増えて……体まで重ねた仲であるというのに


なあ、イタリア
お前はただ俺が望むから、俺が怖いから、俺に応えているだけなのか?


「ん、あ…はあっ」
「イギリス…大丈夫?」
触れる手が、肌が
中に感じるお前の温度が
本当は凄く遠いモノのような気がする
「だいじょ、ぶだ」
そ、とイタリアの指が伸びてくる
「ふふ、そそるなあその顔。可愛い」
「うるさ、ひぁ…アッ」
逆の手では愛撫を止めず、いつの間に溢れていた涙を拭ってそれから目尻にキスをひとつ
生理的な涙なのかもはや自分でもわからない
心を支配する寂しさが外へ溢れているのだろうかと、そんな気もする
イタリアへと手を伸ばすと微笑んで今度は手に口づけを落とす
「…っ、」
「………動くね」
なあ、なんで
「ァアッ、んッ……あっ…イタリ、ア…ッ」
お前までそんな、
「イギリス…っ」
そんな哀しそうな顔してんだよ
そんな顔するくらいなら、俺を抱くんじゃねえよ



「イギリス、大好き、だよ」



耳元で響く音
イタリアが情事の度に必ず言う
何度も何度もうるさく反響して俺の脳内を掻き回していく
きっと相手に関わらず言っているんだろう、なんて嫌な考えは遠のく意識と共に消えていく
どうして言うんだよ
なんで、いつもそうやって
ああくそ、それでも縋ってしまうほど俺はお前に溺れているというのに





大好き、なんて嘘吐くくらいなら
愛してるって言えよ








(逃げるのは君の事を考えていたから)
(ねえどうして、君はそんな苦しそうな顔をしているの?)
((俺のこと、嫌い?))






ただのすれ違い。
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